異動した先でも一人ぼっち
10月から新しい部署に異動しましたが、相変わらず一人です。前の部署では周りのスタッフが積極的に話しかけてくれたり、こちらも自然に質問や会話ができる雰囲気でした。でも、今の部署では誰も声をかけてくれません。仕事の質問も、私から話しかけない限り何も教えてもらえません。この1か月で「大丈夫?」と声をかけてくれた人はゼロ。それでも、不思議と今は寂しいとは感じなくなりました。
昔は一人が辛かった
私は典型的な人見知りです。新しい環境に馴染むのが苦手で、どこへ行っても一人からのスタート。学生時代も社会人になってからも、「いじめられているの?」と思うほど、悪口や噂話をされることが多かったです。ありもしない噂を流されたり、少しでも失敗すると批判の嵐。特に、社会人になってからの陰口は、学生時代のいじめ以上に辛いと感じています。

大人のいじめは「言葉」 職場での嫌がらせ
子どものいじめは仲間外れや暴力が多いですが、大人のいじめは言葉で行われることがほとんどです。いざ誰かに相談しても、「あなたが悪いんじゃないの?」とか「悲劇のヒロインぶらないで」など、心ない返事が返ってくるばかりでした。以下は、職場で実際に私が受けた嫌がらせの一例です。
職場での嫌がらせ
- 陰口
転職して間もなく、ある同僚から「みんな○○(私)のことを『どうせすぐ辞めるんでしょ』って言ってるよ」と言われました。さらに、「△△さん(別のスタッフ)は、1年以内に辞めるだろうって予想してる」とまで。 - 直接的な発言
同じ同僚からは、「○○のことは見捨てるけど、□□(他の人)は助ける」とか、「今月、○○と一緒の夜勤がなくて本当にラッキーだと思った」と、日常的に言われ続けました。 - 業務負担の不公平
上司Bからは、他のスタッフが2つしか任されていない仕事を私だけ4つも担当させられました。別の上司に相談したところ上司Bからは「1つしかやっていないと思っていた」と言い逃れされました。また、同じ内容の仕事をしていても、注意を受けるのはなぜか私だけでした。 - 矛盾した指示
先輩に何か業務をしたいことを相談すると「やらないで」と言われたのに、その日の終わりには「なんで何もしないの?」と怒鳴られたこともありました。別の日には一日中監視され、メモにまとめた「悪いところ」を別室で読み上げられながら怒られたこともあります。 - 現部署での冷遇
現在の部署では、私に対してだけ目を合わせない、威圧的な態度で話すなど、明らかに態度が違う人が複数います。
一人の方が楽?考え方を変えてみたら
ここに書いたことはほんの一部です。「こんな目に遭うくらいなら、一人でいた方がずっと楽だな」と思う人もいるかもしれません。私もそう思う瞬間がありました。
嫌がらせをする人の「ゴール」とは
嫌がらせをしてくる人って、結局のところ、自分の鬱憤晴らしやターゲットが悲しんでいる姿を見て満足するのが目的なんだな、と思うようになりました。つまり、私とその人たちの「最終ゴール」は全く違う。私がどんなに悩んだり落ち込んだりしても、相手は「やった、成功!」と思うだけ。そんな人たちの思惑通りになるのは、なんだか悔しいじゃないですか?
それに、そういう人たちは、自分が周囲からどう見られているかなんて、きっと考えていないでしょう。むしろ、「嫌がらせをする人」なんてレッテルを貼られるのはその人自身。それなら、私は私で自分のやりたいことに集中しよう、と考えるようになりました。
「一人の時間」を成長の時間に
職場での休憩時間、孤立していると感じる瞬間もあります。でも、そんな時間こそ、自分を成長させるチャンスだと思うようにしました。本を開いて勉強したり、スマホで自己啓発の動画を見たり。参考書だと「何を勉強してるの?」と噂される可能性がありますが、スマホなら周囲に内容を見られることも少ないですよね。
孤立しているように見えても、その時間を使ってスキルを磨いたり、自分の未来に投資することで、「何もしていない人」との差が自然と広がるんです。

仲良くなれたらラッキーくらいでいい
今では、「仲良くしてくれる人がいたらラッキー」くらいの気持ちでいます。無理して誰かに好かれようとする必要はないし、私が私らしくいられる場所を作るのが一番大切だと思うようになりました。嫌がらせや孤立が気にならなくなったわけではありません。でも、そういう状況をどう捉えて、自分をどう成長させるかを考えることで、少しずつポジティブに変わってきた気がします。
ポジティブな自分でいるために
辛いことが続くと、どうしてもネガティブな気持ちに引っ張られがちです。でも、考え方を少し変えるだけで、同じ状況が違って見えることもあります。一人でいる時間を「自分磨きの時間」に変えたり、周囲の評価ではなく自分の未来に目を向けることで、前に進めるようになりました。
もし今、同じような悩みを抱えている人がいたら、「自分のために使える時間を大切にしてほしい」と伝えたいです。辛い状況はいつか必ず変わる。それまでの間、自分を成長させることで、新しいステージに立てる日がきっと来るはずです。
