【30代の自分磨き】歯列矯正体験記②3年間のインビザライン|費用・痛み・通院のリアルを全公開!

「インビザラインって実際どうなの?」「費用や痛み、見た目の変化が気になる…」
そんな疑問に、リアルな体験者目線でお答えします!

前回は歯列矯正を始めた理由やざっくりとした感想を書きました。

【30代の自分磨き】歯列矯正体験記①インビザラインを選んだ理由と、始めるまでの迷い
歯列矯正は治療開始までにかなり悩むのが現実。今回は矯正を始めた理由と結果について簡単にまとめました。参考にしてください。

今回は、治療開始から終了まで3年間の詳細な経過をお届けします。歯列矯正は一大決心です。だからこそ、実体験に基づいた情報が誰かの判断材料になれば嬉しいです。

治療期間は3年!インビザラインの期間が延びたワケとは?

予定より1年長引いた…なぜ?

私のインビザライン矯正は、当初の予定よりも約1年長くかかり、合計3年間に。これは、特に気になっていた箇所が予想よりも動きにくく、予定通りに進まなかったためです。

AIで事前に予測された動きでは足りず、一部の歯の移動に非常に時間がかかりました。その結果、「少しずつでも動いているなら続けたい」と判断し、延長することを決断しました。

変化を実感できたのはいつ?

2年目以降は、目に見える変化が少なくなっていき、「本当に動いているのかな?」と不安になることも。ですが、画像比較で見ると素人目にもはっきり分かるほど歯並びが整っていました。

医師からは「もうこれ以上やっても、完璧には整わないと思います。」と言われ、納得して治療を終えることに。

【インビザライン費用】総額と内訳をリアルに公開

本体費用は約70万円!追加費用もかかる

私が通った歯科では、インビザライン本体の費用は約70万円でした。ですが、ここで注意したいのが追加費用の存在です。

  • 診察費(1回ごと):約3,000〜5,000円(レントゲン撮ったりなどで費用が異なる)
  • チューイーやゴム代など:別途必要

総額はクリニック、または、個人によって大きく異なります。治療費+10万と考えておくと安心できます。

クリニック選びは複数比較が必須!

歯列矯正の費用は歯科によって本当にバラバラで、10万円単位で差が出ることもあります。
必ず複数のクリニックで相談・見積もりを取り、納得のいく場所を選びましょう。

【通院頻度】6〜8週間に1回+突然の追加通院あり

通常ペースは2ヶ月に1回

基本の流れは以下のとおり:

  1. アライナー(マウスピース)を6〜8枚分装着
  2. 診察
  3. 新しいアライナーが届くまで約1ヶ月待機

ストレス大!アタッチメントとボタンがすぐに外れる

問題はここから。

アライナーの精度を保つための「アタッチメント」や「ゴムかけ用ボタン」が外れると通院が必要になります。(アタッチメントは箇所により再装着、ゴムかけ用ボタンは絶対)

  • 食事中に飲み込む
  • 歯磨きで外れる
  • あくびをして外れる(あくびできないの地味に辛いですよ・・・)

私は1日に2回歯科に行った日もあり、私にとってインビザラインの最大のストレスがこれでした。

【インビザラインの痛み】我慢できる?できない?

初期の2週間はむずむず・かゆい・激痛!!

矯正開始直後は、歯がむずむず・ズキズキとした不快感が常にありました。これは、マウスピースに慣れていないため起こるもので、個人的には地獄のような2週間でした。

特に前歯はアライナー交換のたびにズキンとした痛みがあり、「話が違うじゃん!」と後悔することも…。

痛みは慣れるが、完全にはなくならない

  • 慣れてくると痛みは新しいアライナー交換毎、最初の1〜2日だけ鈍痛
  • チューイーを噛むと歯が押されて痛い。対処法なし。
  • アライナーのフチが擦れて口内炎になることもまれにあり。
チューイー(ネットで購入)

ちなみに、ワイヤー矯正の知人は「ワイヤーを調整する度、最初の1週間は麺類しか食べられない」ほど痛かったそうなので、それに比べるとインビザラインの方がマシという見方もできます。

【歯磨きのしやすさ】ここは圧倒的に◎

ワイヤー矯正と迷っている人に声を大にして伝えたいのはこれ:

インビザラインは歯磨きが圧倒的に楽!

取り外しができるため、いつもどおりの歯磨き・フロスができます。虫歯や歯周病のリスクも低めで、衛生面でも安心感があります。

【矯正中の見た目】マウスピース=目立たないは嘘!?

ゴムかけの見た目が意外とネック

透明なマウスピースだけなら遠目には気づかれません。が、「ゴムかけ」が始まると話は別です。

ゴムかけの例
  • 会話中に「蛇の歯みたい」と言われたことも…

ゴムかけの時期や期間は人によって違います。見た目が恥ずかしくて私自身、ネットで調べたら「ゴムかけをする時期もある」と書かれているのを見かけたので、そのレベルだと思っていました。しかし、私の場合は矯正期間のほぼ全期間(待機期間を除く)だったので、マスク生活じゃなかったらもっとストレスだったと思います。

ゴムの装着は難易度高すぎ問題

慣れるまでは本当に大変で、うまく引っかからず毎日イライラ。一応、ゴムを引っかけるフックもありますが、それは簡単な引っかけ方法の時だけでした。

輪ゴムをかけるフック

家にいる時ならまだしも、仕事の休憩中とか時間が迫っている時はかなり焦りました!今だから言える話ですが、休憩時間内に装着できず、勤務終了までゴムしなかった(できなかった)時もあります。

歯科衛生士さんに相談しても「来院してやり方教えます」と言われ、ゴムなし提案はあっけなく却下されました。

【矯正後の仕上がり】100%ではないけど満足!

最終的には完璧な歯並びにはなりませんでしたが、辛い期間が長かったからこそ、もとの状態と比べれば大満足のレベルです。

もちろん、「もっとこうだったら…」という気持ちもゼロではありませんが、自分自身が納得できるタイミングで終えることが大切だと感じました。

【リテーナー期間へ突入】矯正は終わっていない!

矯正が終わって

「自分頑張った!」

と思いたいところですが、これから3年間はリテーナー(保定装置)を装着する期間です。

インビザラインに限らず、歯列矯正後の後戻りを防ぐために欠かせない工程です。
私にとっては、「矯正期間の半分が終わった」という感覚が正直なところです。

まとめ|これからインビザラインを始める方へ伝えたいこと

経験者からのリアルアドバイス

  • 費用は本体+診察+備品代で思った以上にかかる
  • ゴムかけの見た目は要注意!でも外すのはNG
  • 痛みはあるけど、慣れる&我慢できる範囲
  • 歯磨きしやすさと衛生面ではワイヤー矯正より優秀
  • 仕上がりに100%を求めすぎないのが大切

次回予告:矯正中の外食どうする?持ち物リストを紹介!

ということで、これからもマウスピース装着の日々は続きます。

次回は矯正体験記最終回!

矯正中に外食する時の注意点や持ち物リスト、あると便利なグッズについて紹介します。

この記事が、インビザラインを検討している方や治療中の方の参考になれば嬉しいです!