【30代の自分磨き】歯列矯正体験記③外出先で困ったことと、私の持ち歩きセット全部紹介!

インビザライン矯正についてのブログも、今回でひとまずラストになります。

1回目の記事では「なぜ矯正を始めようと思ったのか」、そして「治療後にどう変化したのか」について書きました。
▶︎ 矯正を始めた理由と結果はこちら

2回目では、実際の治療スケジュールやアライナーの使い方、通院頻度など、矯正生活の詳細をまとめています。
▶︎ 治療の流れとリアルな体験談はこちら

今回は最終回として、インビザライン中に大変だったこと、そして外出時に助かった持ち歩きアイテムについて書いていきます。

外で食べるって、こんなに気を使うの!?インビザラインあるある

インビザラインは「透明なマウスピース」で目立ちにくいし、取り外せる点が魅力。でも、逆にその“取り外す”という行為がネックになる場面が外では多かったです。

たとえば職場。
同僚から休憩中に「お菓子食べる?」なんて、よくあるちょっとした優しさ。ありがたいけど、私はその度に心の中で「もう歯磨きしちゃった…!」と何度も叫びました。

プライベートでも同じです。
待ち時間にお店の方がホットココアを用意してくれた時、本当に嬉しかったけど、甘くて、熱いものは…と、もやもやすることも多かったです。

マウスピースをつけたまま飲食していいのは“水だけ”
それ以外はNG。特に温かい飲み物はマウスピースが変形する可能性があるので絶対ダメ。
(こっそりノンシュガーのアイスコーヒーや紅茶だけは飲んでますが、これは完全に自己責任…!マウスピース変色しますよ!)

人と一緒にいるときは、なるべくトイレでマウスピースを外したり、口元を隠してケアしたりと、とにかく気を使いました。
その結果、「気楽に過ごせるのは1人時間だな」と思い始め、ソロ活がどんどん増えるように

ワイヤー矯正との違いを外出中に痛感

私はインビザラインしか経験がないのですが、ワイヤー矯正をしていた知人と話していて「それ、羨ましい!」と思うことが多々ありました。

というのも、ワイヤー矯正は装置を外す必要がなく、歯磨きさえすればそのまま食事できるから。
外食中にわざわざ何かを外したり、口をすすいだりというステップがないのは本当に楽そうでした。

インビザラインは、マウスピースを外す → 食事 → 歯磨きする → またつける、という工程をこなさないといけません。
しかも、マウスピースの装着時間は1日20時間以上。少しの外出でもタイムロスが気になってしまいます。

食べることが好きな私にとっては大変です。
特にカフェ巡りが趣味なので、出かける度に「今マウスピース外しても大丈夫かな?」「歯磨きできるトイレあるかな?」と常に気を張っている感じです。

外出用に必須だった!私の持ち歩き歯磨きグッズ【これがあって助かった】

そんな毎日を少しでも快適にするため、私は矯正中、専用のケアセットを持ち歩いていました。
歯列矯正を始めたばかりの頃は、とにかくSNSやブログで他の人の持ち物をチェックして、良さそうなものは試しました。
結果、使い続けているものと、まったく使わなかったものがはっきり分かれたので、ここでシェアしておきます。

現役で愛用中の持ち物リスト


歯ブラシセット
 →必需品中の必需品。歯ブラシが一番きれいに磨ける。


個包装のフロス
 →衛生的で持ち運びやすい。割高だが、糸がしっかりしている。使用後は空袋へ。


歯磨きシート
 →すぐ歯磨きできないときの応急処置。無印良品のものがおすすめ。

画像は無印公式HPより



ノンアルコールウェットティッシュ
 →アライナーの一時保管用や、手や口元を拭いたり。10枚入りがかさばらず便利。私はコスパを選んで大容量を持ち歩ている。


アライナーケース
 →きちんと収納できる紛失防止。ケースの色やデザインで気分も上がる♪


チャック付き収納パック
 →ゴミ入れとして使用。ウェットティッシュをそのままバッグに入れてたらカビ生えてた。


折りたたみミニ鏡
 →ゴムかけ時期は鏡があると安心。


チューイー
 →外出先でもしっかりフィット。10分は無理でも軽く噛むだけでも違います。

買ったけど使わなかったアイテム

逆に、「なんでこれ買ったんだろう…?」と今では思うものたち。

  • 個包装マウスウォッシュ
     →マウスウォッシュできるスペースがあるなら歯磨き軽くする方が良い。
  • 折りたたみコップ
     →使うシーンがなさすぎる…。水なら手で口に含めます。
  • 除菌ティッシュ
     →アライナーや口元には使えず、結局普通のウェットティッシュで十分。
  • 長さ調節できるフロス
     →コスパは良いが手が汚れるし、個包装タイプの方が衛生的でした。

自分なりの工夫で矯正ライフは快適にできる

インビザラインは、外からは目立たず、仕事やプライベートの予定もコントロールしやすい矯正方法である一方、外出先ではマウスピースの取り扱いや口腔ケアが本当に大変。それでも、自分にとって使いやすいアイテムを見つけてからは、気分も少しずつ前向きに。
100均のクリアポーチに歯磨きグッズをまとめて、セットで持ち歩くことで「よし、これでどこでも戦える!」という気持ちになれました(笑)

矯正中でも、好きなことを我慢しすぎず、できる範囲で楽しむ工夫はすごく大切です。
これからインビザラインを始める方には、ぜひ自分に合ったアイテムや方法を見つけて、快適な矯正ライフを送ってほしいなと思います。