夜勤をやめて半年|崩れた体調を立て直すために実践した睡眠・食事・運動の見直し方

夜勤生活を10年以上続けた結果、気づけば体調はボロボロ。
「眠れない」「体が重い」「気持ちも沈みがち」──そんな自分を立て直すために、夜勤をやめて半年が経ちました。

今回は、実際に試して効果を感じた【睡眠・食事・運動】の見直し方法を紹介します。
夜勤明けの不調や生活リズムの乱れに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

夜勤をやめて感じた体調の変化

夜勤のメリット・デメリットについては以前の記事でも触れましたが、
実際にやめてみると「ホルモンバランスの乱れ」や「睡眠の質の低下」がどれほど体に影響していたかを痛感しました。

特に、夜勤をやめて1〜2カ月で体重が4kgほど減り、胃の不快感も少なくなりました。
長年、夜中の食事や不規則な睡眠がいかに負担だったかを実感しています。

▶夜勤のメリット・デメリット

食事:夜中のおにぎりとチョコが習慣だった夜勤時代

夜勤のときは、夜ごはんのあとでも夜中になるとどうしてもお腹がすいて、
コンビニのおにぎりやチョコレートを食べないとやってられませんでした。

当時は「これで乗り切れる」と思っていましたが、
今思えば消化器やホルモンバランスに相当な負担をかけていたのだと思います。

夜勤をやめてからは、夜中の間食がなくなり、朝・昼・夜の3食を意識してとるようにしています。
夜中に食べないだけで胃が軽くなり、体のだるさも減りました。

運動:少しでも体を動かすと睡眠の質が上がる

退職後は、週1〜2回フィットネスジムに通うことを目標にしました。
実際に続けてみると、毎回しっかり筋肉痛になるほど運動不足だったと実感します。

また、節約を兼ねて駅まで30分ほど自転車をこぐ日もあります。
太ももが鍛えられ、気分転換にもなって一石二鳥。

不思議なことに、運動した日の夜は少し眠りが深くなる気がします。
やはり適度な運動は睡眠リズムの安定に欠かせません。

睡眠:中途覚醒は続くが、日中の不調は改善

睡眠に関しては、今でも試行錯誤を続けています。
夜勤をやめて半年たっても、毎晩、2〜3回目が覚めます(中途覚醒)。

ただ、以前は「1時間に1回」起きていたので、それに比べると大きな変化です。
日中の強い眠気や頭痛がなくなり、少しずつ回復しているのを感じます。

夜勤中は、明け方の睡魔との戦いが常でした。
思考停止状態での仕事でミスが多いことを上司に相談したら、「睡眠外来へ行きましょう」と一蹴り。
いざ、ミスを起こすと、長々と続く尋問。
その時の状況を鮮明に思い出せるぐらい元気があったら相談しないっつーの!

あの頃は、単なる疲れではなく「体のSOS」だったのだと思います。
今後は生活リズムの安定のため、自分に合った睡眠の質の高め方を探っていきたいです。

無理せず整える「再スタートのコツ」

夜勤生活から睡眠障害を治すのには、思った以上に時間がかかります。
ただ、「食事・運動・睡眠」を少しずつ整えるだけで、体も心も確実に変化していきます。

夜勤を続けていた頃の自分より、今の方がずっと体が軽く、気持ちも前向き。
同じように夜勤後の体調不良に悩んでいる方が、
少しでもラクになれるきっかけになれば幸いです。