
退職前に「2〜3年分の生活費」を用意しておくと安心
看護師を辞める前にお金だけは準備しておくべきです。
一人暮らしでも、夫婦でも、自分一人で2〜3年生活できる資金があると、心の余裕がまったく違います。
私自身、貯金を崩してなんとかやりくりしてきました。
ようやく今、失業手当が入って少し落ち着いてきたところです。
退職後は「思った以上に」お金が減るから
前職では10年ほど勤めましたが、退職金は正直少なめ。
しかもその7〜8割は国保・年金・住民税などに消える予定です。
さらに生活費もかかるので、1年で想像以上のお金が必要になります。
「退職金があるから大丈夫」と思っていたら、あっという間に残高が減っていきました。
だからこそ、退職前に“生活防衛資金”を作っておくことをおすすめします。

無職になって気づいたお金の使い方
私は去年までほぼほぼ現金派でした。
でも、無職になってからクレジットカード決済を始め、ポイント還元の恩恵を初めて実感。
「もっと早くキャッシュレスにしておけばよかった!」と思いました。
現金派の方も、クレジットカードやQR決済に少しずつシフトしてみてください。
「支出の見える化」にもなり、節約意識が自然と高まります。
節約のコツ:無理せず「生活レベルを下げる」
お腹が空いたからとスーパーやコンビニ弁当に頼っていた頃から、
今は「映えないごはん」で節約中。
以前は夜勤明けのご褒美に、
コンビニスイーツやラテ、一人焼肉、カフェ…
当時は幸せでしたが、毎回続けるとお金が持ちません。
今は❝昼だけ全力節約飯❞などで、頑張りすぎない節約を意識しています。
ちなみに、最近の節約昼ごはんはこちらです。
映えなくたっていいんです!




お金の使い方をコントロールできないと、結局自分を苦しめてしまいます。
失業保険は「もらって当然」な制度
「失業保険は人のお金で生活している」と言う人もいますが、それは違います。
自分がこれまで頑張って働いた分の保険料を、今受け取っているだけです。
焦って次の職場を決めてまた辞めるよりも、
無職期間にじっくり考える時間を持つ方が結果的にプラスになると思います。
ちなみに、私は申請してから実際に受け取るまで約3カ月かかりました。
この待機期間を乗り切るにも、やっぱり“貯金”があってよかったと感じます。
まとめ:お金の準備が「心の余裕」を作る
看護師を辞める前に、生活費を2〜3年分確保しておくこと。
キャッシュレス化や節約でお金の流れを把握すること。
そして、焦らず次のステップを考える時間を持つこと。
この3つを意識するだけで、退職後の不安はぐっと減ります。
お金は“安心を買うチケット”のようなもの。
看護師時代の頑張りを、これからの自分を支える資金に変えていきましょう。

