「看護師を辞めたいけど、お金が心配…」
「無職になったらどれくらいの生活費がかかるんだろう?」
そんな不安を抱えている方も多いと思います。
今回は無職になり、実際にどのくらいのお金が必要だったのか、リアルな数字とともにお伝えします。
二人暮らし+犬ありの生活なので、一人暮らしの方は「半分くらいの目安」として見ていただけると良いと思います。
看護師を辞めた後、実際にかかった生活費【二人暮らし+犬あり】
まずは毎月の生活費から。
退職前と比べても、実は大きく変わらなかったのが正直なところです。
食費:4~5万円
お米や調味料を買う月は5万円前後、それ以外の月は4万円台です。
国産の肉や魚を選ぶことが多く、安さよりも安心を重視しています。
無職になってからは「鶏むね肉率」がぐっと上がりました。
お菓子は精神安定剤のような存在なので、ここはあまり削っていません(笑)。
日用品:月によって差あり
まとめ買いをするので、買わない月は数百円〜2,000円台。
まとめて買う時は16,000円ほどかかります。
洗剤・トイレットペーパー・犬用のグッズなどを一気に購入しています。
光熱費:ガス3,198円/電気9,308円(夏)
冬は犬のためにエアコンを24時間つけているので、1万6,000円前後まで上がります。
電気代は季節と生活リズムでかなり変動しますね。
家賃:約10万円
築30年以上のペット可物件に住んでいます。
立地や広さにこだわらなければ、もっと抑えられると思います。
通信費・交通費など
- スマホ代:ワイモバイル(留守電サービス込み)で約3,800円
- ガソリン代:3,800円/回ほど。最近は自転車を使うことも増えました。
- 車の保険料:月4,000円ほど
医療・美容関連
- 歯列矯正:数か月に1回、3,000〜5,000円
- スキンケア:市販のサプリや化粧水などで月1,000円ほど
保険関係
生命保険は年間20万円台。今後は見直しが必要だと感じているので参考にしないでください。
趣味・突発出費
趣味代は控えめにしているものの、車検などの大きな出費は避けられません。
今年は車検で約10万円が一気に消えました。
👉 一言でまとめると、二人+犬暮らしの生活費は月20万円前後。
家賃を除けば10万円ちょっとで生活できています。
節約の鍵は「家賃」「光熱費」「まとめ買いのタイミング」です。
退職後に予想外だった支出3つ(国保・年金・税金など)
退職後に痛感したのが、“手取りの中で会社が払ってくれていたお金”の存在です。
1. 国民健康保険
思っていた以上に高いです。
前年の所得で計算されるため、退職直後は負担が大きく感じます。
2. 国民年金
会社員時代は天引きされていたものを、自分で納付することになります。
月に1万6,000円ほどなので、地味に重たい出費です。
3. 住民税
これも前年の収入ベースで請求が来ます。
「無職なのにこんなに払うの?」と驚いた支出No.1です。
💡退職前に、これらの支払いが来るタイミングを確認しておくと安心。
私は「国保・年金・住民税」の3つで、数か月分まとめて支払う必要があり、思ったより貯金の減りが早く感じました。

無職期間でもお金を減らさないためにやった節約術
過去の記事でも紹介しましたが、「無職だからこそできる節約」があります。
スーパーの値下げ時間を狙う
夕方や閉店前の割引タイムは、半額や3割引が当たり前。
冷凍保存を活用すれば、食費をぐっと抑えられます。
クレジットカード払いでポイント還元
固定費(電気・スマホなど)をクレカ払いにすることで、ポイントが生活費の足しになります。
ポイントは「貯める」より「使う」派です。
💡「時間」を味方にする生活へ
時間に余裕があるからこそ、節約情報を調べたり、スーパーの安い時間を狙っていくことができます。
節約は我慢ではなく、“お金を使う場所を選ぶ力”だと感じています。
半年経って思う「これだけ貯金があれば安心」
半年間無職で過ごしてみて分かったのは、最低でも半年分の生活費は必要ということ。
理想は1年分あれば、精神的に安心できます。
失業保険を受け取れる人は、その分を見込んで計算しても良いと思います。
私の場合、受給額は働いていた頃の手取りとほぼ同じでした。
💬 安心ラインの目安
- 一人暮らし:生活費10万円×6か月=60万円
- 二人暮らし:生活費20万円×6か月=120万円
もちろん個人差はありますが、「貯金+失業保険」で半年間は心配なく過ごせると感じました。
まとめ|看護師を辞めても、工夫すればお金の不安は減らせる
看護師を辞めたあとは、不安よりも「自分の生活を見直すチャンス」です。
お金にシビアになることで、無駄な出費を減らし、本当に大切なものにお金を使えるようになります。
節約は我慢ではなく、自由を得るための手段。
「辞めたいけど不安」という方も、少しずつ準備をしていけば、安心して新しい生活を始められます。

