【退職後のリアル】金銭面で後悔した5つのこと|住民税がきつい!お金がないでは済まされない。

退職後、いちばん堪えるのは“ジワジワ減るお金”だった

退職してからあっという間に3カ月が過ぎてしまいました。
働かなくていい毎日は自由そのものだし、朝もゆっくり起きられるし、気分は最高…のはずが、お金に関してだけは本気で後悔しています。

今回は、実際に「仕事を辞めてから感じたお金の後悔」を正直にまとめました。
これから退職を考えている人に、「意外と落とし穴あるよ!」というメッセージになれば嬉しいです。

無職になると、日常のあれこれが“出費の塊”に見えてくる

退職前はそこまで気にしていなかった支出が、今は一つ一つ重くのしかかります。
とくに、「今このタイミングで!?」と思うような出費が続くと、心がじわじわ削られていくんですよね…。

退職後に地味〜にお金が飛んだ5つの話

① 美容院、贅沢品に認定される

退職前までは、お気に入りの美容院に定期的に通っていました。
価格改定があり、カット+カラーでさらに値上げ。それでも気に入っていたので通い続けていたのですが…。

無職になった今、この出費は正直キツい。

  • 美容院を変えるか
  • カラーは市販の白髪染めに切り替えるか
  • いっそ「白髪隠さないでいくか」

そんなことを毎月真剣に悩んでいます(まだ答えは出てません)。

② 物の寿命、見計らったかのようにやってくる

タイヤの劣化、スニーカーの穴あき。
退職してから順番に起きてくれます。

  • タイヤ交換:約4万円(いたい)
  • 雨の日に靴が浸水→スニーカー購入

どちらも以前から劣化はしていたんですが、「なぜ今!」感がすごい。
これからまた家電やスマホ、洗濯機…と、次の寿命ラッシュがいつ来てもおかしくないと思うと震えます。

③ 車検、よりによって今年だった…

今の私にとって車は必須。
ただでさえ維持費がかかるのに、今年は車検の年だったんです。

仕事をしていた時は「まあ必要経費か」で済んでいたのに、今では「来年に辞めてたら…!」と悔やむ日々。
しかも、車検代は安く見積もっても7〜10万円ほど。
まとまった出費がいちばん心にくる。

④ SNSの「申請すれば必ずもらえる」は全然もらえない

退職後、税金や保険の支払いについて調べていたせいか、SNSで「退職者向けの減税情報」が流れまくるように。

インフルエンサーが自信満々に発信していた
「申請すれば必ずもらえる!」
「減額できます!」

期待して調べた結果、どれも細かい条件つき
既婚はダメとか、資産額制限ありとか、年収〇円以下じゃないとNGとか…。

結局、一つも該当せず、全額きっちり支払っています。
「もらえる」って言葉、ほんと魔力がある。

⑤ 住民税高すぎる。分割請求の恐怖

住民税は、退職後も当然ながらやってきます。

しかも一括じゃないところがまた怖い。

分割で来る=何度も請求される=常に精神的ダメージ。

1回あたり高すぎじゃない!?
しかも、それが数カ月にわたってコンスタントに取られていく!?

しんどいです。

退職は「自由とお金の綱引き」

辞めたこと自体に後悔はしていません。
ただ、思っていた以上にお金の面でストレスを感じているのも事実です。

✔ タイミングによっては支出が集中する
✔ 減税は「全員もらえる」わけではない
✔ 美容や車、日常の維持費は無視できない

「とりあえず辞める!」でもいいけれど、辞めたあとも“無理なく生活できるか”の確認は必須です。

退職前にやっておくべき金銭対策リスト

💰 ① 仕事中でも「普段の生活費」を把握しておく


退職後は収入が途絶えるため、まずは毎月どれくらいのお金が必要かを明確にしておくことが大切です。

  • 家賃・光熱費・通信費・食費・交通費など、固定費と変動費を分けて記録
  • 1ヶ月の平均支出を出しておけば、「最低限必要な生活費」が見えてくる

この金額をもとに、退職後の生活資金をどれくらい確保すべきかが判断しやすくなります。

🧾 ② 年金・健康保険・住民税など「税金系の支払い」を把握する


退職後も、税金や社会保険料の支払いは続きます。特に注意したいのが以下の3つ:
🔹 国民年金

  • 退職後は「第1号被保険者」として月額16,000円前後(2025年現在)を自己負担
  • 免除申請も可能だが、将来の受給額に影響するため慎重に判断

    🔹 国民健康保険
  • 前年度の所得をもとに算出されるため、退職直後は高額になるケースも
  • 例:年収300万円→月額15,000〜20,000円程度になることも

    🔹 住民税
  • 前年の所得に対して課税されるため、退職後も一括請求が来る可能性あり。私の場合は約8万です。
  • 退職前に市役所で「分割納付の相談」をしておく
  • 収入が減ることを伝えると、減免や猶予の対象になる場合もある
    →既婚者はここが厳しい。私の場合は対象外でした。

📊 ③ 退職後の収支シミュレーションをしておく

  • 生活費+税金+保険料を合算して、月ごとの支出予測を立てる
  • 退職金や貯金で何ヶ月暮らせるかを計算しておくと安心

最後にひとこと

今はまだ貯金で何とかしのいでいますが、今後また何が起きるかわかりません。
辞めてよかった気持ちの方が大きいけれど、やっぱり「お金は心の安定剤」だなと実感してます。

退職を考えている方は、「何にいくらかかるか」をざっくりでも把握しておくと安心です。