看護師退職時|円満退職する方法と現場のリアル

※この記事には、実際の退職時の暴言や理不尽な経験が含まれます。内容に不快感を覚える方はここでブラウザを閉じてください。

看護師の円満退職理由3選

  1. 定年退職
    引き留められることはなし。
  2. 引っ越しに伴う退職
    系列病院や施設がなければ、普通にOK。系列がある場合も上司から勧めることはありません。
  3. 家庭の事情
    子育てや介護など。上司も「仕方ないな」と諦めます。

→ この3つは比較的スムーズに円満退職が可能です。

怒られる退職理由は転職・人間関係。有給消化も禁句ワード

逆に、看護師の世界では怒られやすい退職理由があります。

  • 転職先が決まったから
  • 人間関係が辛い
  • 「有給消化」というワード

→ 特に、有給消化」というワードは禁句です。普通の会社なら当たり前の有給も、看護師だと上司の逆鱗に触れます。
「THE☆昭和」ってツッコミたくなる世界です。

退職理由は先輩・お局からのいじめ。そして、師長からのボーナス発言

1回目:新人いじめで心折れた話

新人のころ、先輩看護師からいじめに遭いました。相談しても改善なし。当時の職場は看護部長と副部長が教育担当もしていたため、看護部長に辞める旨を伝えると、

「お前は嘘をついた。一生働くな!専業主婦にでもなってろ!」

…と言われました。実際は嘘ついていません。スタッフが次々辞める理由が納得できる瞬間でした。

2回目:有給ワードで逆鱗

次の病院では、師長に辞めたいと伝えた時は普通に受け止めてもらえました。
でも「有給を使って辞めたい」と言った瞬間

「失礼すぎる!」

→ それはこっちのセリフ。有給あげられなくてごめんなさい、じゃないの?

3回目:お局ターゲットとボーナスの皮肉

直近の退職は、人間関係が原因。異動先の部署には外部スタッフを受け入れないお局がいて、ターゲットになると好き放題されます。私はそのターゲットに…。

この時、2月末に意向調査が行われました。そこに6月で退職したい旨を書きました。
2〜3か月前に辞めたいことを伝えるのは当然のことですよね。
退職理由を書く欄があり「○○にいじめられている」と書いたら、師長が逆ギレ。2日間、延々と暴言を吐かれました。
いじめの内容ではなく、「師長に相談しなかったこと」に焦点が当たるのが看護師あるある。心の中で「いやいや、あなたが助けてたら今まで被害にあったスタッフは辞めてなかったですよね…」と突っ込みました。

退職時、有給消化についても触れましたが、師長から「前代未聞」と怒鳴られ、挙句の果てに

「ボーナスもらって辞められてよかったな」

とまで言われました。あまりにも頭にきたので、ボーナスもらう前に辞めると伝えました。
結局有給消化は1/3しかできませんでした。皮肉たっぷりの現実ですが、これが看護師退職のリアルです。
ちなみに、最後の副部長との面談は病院の弁護士付き
看護師の下っ端は本当のこと言うと、犯罪者扱いされいます。こっちが訴えたいっつーの!

円満退職の唯一のコツ

どんな理由でも、円満退職したければ上司の言いなりになることです。
退職時期も有給の扱いも、全てイエスマンになるしかありません

まとめ|看護師退職のリアルと理不尽

  • 円満退職できるのは限られた理由のみ
  • 有給消化は禁句
  • ボーナスもらう前に辞めさせられることもある
  • 心の中で「言いたいことは言う」くらいの余裕が大事

看護師の退職には理不尽も多く、円満に終わらないこともあります。
この記事を読んで、これから辞めようと思っている方が少しでも現実を知り、心の準備になればと思います。